血液検査・尿検査
当クリニックでは、ヘモグロビンA1c(HbA1c)、総コレステロール、LDL-C(悪玉コレステロール)、HDL-C(善玉コレステロール)、TG(中性脂肪)、尿中アルブミンなどの測定器を院内に導入しています。検査結果はすぐに出ますので、長時間お待たせすることなく結果をお伝えできます。
また急性期疾患を診断する補助検査として、白血球数、赤血球数、ヘモグロビン濃度、CRP(炎症の程度を反映)も迅速に調べることができます。
その他の血液検査の項目は検査会社に依頼する検査となりますので1日から数日程度お時間を頂いています。
上部消化管内視鏡検査
当院はFUJIFILMレーザー内視鏡「LASEREO]システムを導入しています。以前の内視鏡と比較し、径5.9mmと細径ながら、高画質となった胃カメラです。
経鼻内視鏡を積極的に行い、苦痛の少ない胃カメラをこころがけています。
※経鼻内視鏡について
胃カメラの時、「おえっ」としたり「げえっ」となるのが辛いという方におすすめです。鼻の通り道に局所麻酔をし、鼻から細径スコープ(径5.9mm)を入れる、鼻からの胃カメラです。9割程度の方は経鼻内視鏡が可能ですが、鼻の通り道が狭い方は通常通り口からの内視鏡検査をおこないます。
超音波検査(エコー検査)
超音波検査(エコー検査)とは超音波を診断したい部位に当て、その反射を映像化することで患部の状態を調べる検査方法です。身体への負担がなく、様々な部位の検査をすることができます。
・心臓エコー検査
・腹部エコー検査
・頚動脈エコー検査など
睡眠時無呼吸症候群 自宅検査(簡易スクリーニング)
睡眠時に一時的に呼吸が止まってしまう病気のことです。一時的に呼吸が止まることで身体に負担がかかり、結果的に睡眠の質を下げてしまいます。そのため日中に眠くなることが社会問題となっています。
また高血圧・脳卒中・心筋梗塞・不整脈などの原因になることがわかっていて、重症の睡眠時無呼吸症候群の方で無治療の場合、健康な方と比べて長生きできないことがわかっています。
ご自宅で簡易的にできるスクリーニング検査で調べることが可能です。
いびきの大きい方、日中に眠気の強い方、血圧がなかなか下がらない方などは一度検査をお勧めいたします
骨粗しょう症検査
近年、治療効果の高い骨粗鬆症治療薬が相次いで登場しています。
それらの治療を適切に受けるためには、正確な骨粗しょう症の診断が必須です。
当院ではDEXA(デキサ)法を用いて骨密度測定を行っています。
DEXA法とは、微量なX線で腰椎や大腿骨の骨密度を正確に測定する方法で、日本をはじめ世界中の骨粗鬆学会ガイドラインにて標準的な測定方法と推奨されている検査方式です。従来の方法の様に手の骨で測定するのではなく、骨折しやすく、また骨折すると大きな問題となる腰椎や大腿骨を直接測定します。
骨粗しょう症で治療中の方や閉経後の女性の方は、DEXA法による定期的な骨密度チェックをおすすめします。
健康保険が適用されます
1割負担の方:450円
3割負担の方:1,350円
検査時間は10分程度で、予約は不要ですので、ご興味のある方はスタッフにお尋ねください。
※従来の手の骨をもちいる方法(MD法)はスクリーニング検査として、検診などの時に使用します。
長時間心電図(ホルター心電図)検査
不整脈、狭心症は発作的に症状が出るため、通常の心電図検査では異常がでない場合があります。そのため患者さまに小型の計測機器を身に着けて頂き、日常生活中の心電図を記録する検査です。
小型軽量なので24時間身に着けていただき、日常生活の中での心電図を記録・解析することができます。
使い方は簡単ですのでどなたでもご利用いただけます。ホルター心電図を身に着けたまま普段と同じように過ごしていただき、翌日当院にお届けください。
これにより不整脈や心筋虚血があるか、また心臓に起因する症状であるかなどが分かり、予防や治療効果の判定に役立てていきます。
レントゲン検査
胸部、腹部、骨などをX線で撮影することで、胸腹部臓器や関節などの病気の有無をスクリーニングします。
心電図検査
心臓の電気的活動を簡単な検査で調べます。
これにより、不整脈や狭心症、心筋梗塞、心筋症などの有無が分かります。
脈は伝播速度(PWV)
血管の伸展性を調べることで、血管年齢を推定し、心臓や血管の病気になり易いかどうかを判定します。
足関節上腕血圧比(ABI)
上肢と下肢の血圧比を測定することで、足の血管の動脈硬化による狭窄の有無や程度を評価します。